セキュリティ 2026-01-13

公共Wi-Fi vs eSIM:海外旅行で安全なのはどっち?徹底比較

サイバーセキュリティとモバイル通信の比較

海外のカフェで一息つきながら、SNSをチェックしたり、次の目的地の地図を調べたり。「無料Wi-Fi」のステッカーを見つけると、つい接続したくなりますよね。しかし、その何気ない行動が、あなたの個人情報を危険にさらしているかもしれません。一方で、近年急速に普及している「eSIM」。利便性だけでなく、セキュリティの面でも注目されています。今回は、旅行者の永遠のテーマである「通信手段」について、セキュリティの観点から公共Wi-FiとeSIMを徹底比較します。

公共Wi-Fiに潜む3つの危険

誰でも無料で使える公共Wi-Fiは便利ですが、セキュリティ対策が不十分な場合が多く、ハッカーの格好の標的となっています。

  • 中間者攻撃(Man-in-the-Middle Attack): 通信内容を盗聴され、クレジットカード情報やパスワードが抜き取られるリスクがあります。
  • なりすましアクセスポイント: 「Free_Airport_WiFi」のような正規の名前に似せた偽のWi-Fiスポットを設置し、接続したユーザーの情報を盗む手口です。
  • マルウェアの配布: 接続しただけでウイルスやマルウェアを送り込まれる可能性があります。

なぜeSIMは安全なのか?

eSIM(モバイルデータ通信)は、Wi-Fiとは根本的に異なる仕組みで通信を行います。そのセキュリティレベルの高さには理由があります。

eSIMのセキュリティ機能

  • 暗号化通信: モバイルネットワーク(4G/5G)上の通信は、高度な暗号化技術によって保護されており、第三者による盗聴は極めて困難です。
  • 厳格な認証: ネットワークに接続する際、SIMカード固有の情報を用いた厳格な認証が行われます。なりすましは事実上不可能です。
  • プライベートな接続: 公共Wi-Fiのように不特定多数のユーザーとネットワークを共有しないため、同じネットワーク内の他人から攻撃を受けるリスクがありません。

比較まとめ:どちらを選ぶべき?

項目 公共Wi-Fi eSIM
セキュリティ 低(リスク高) 高(安全)
コスト 無料 有料(定額制など)
利便性 スポットを探す必要あり どこでも接続可能
速度 混雑時に遅くなる 安定して高速(4G/5G)

結論:重要なデータはeSIMで守る

地図を見る、動画を見る程度なら公共Wi-Fiでも問題ないかもしれません。しかし、オンラインバンキングへのログイン、仕事のメール送信、SNSへのログインなど、個人情報に関わる通信を行う場合は、絶対にeSIM(モバイルデータ通信)を使用すべきです。

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